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お手頃なお薦めの学校 イギリス学校訪問旅日記:2000年3月 | 2002年11月
中・高校生:St. Clare's | The Mayflower College of English | Steiner School
語学学校:AEP | Atlas English | Diamond College | Mayfair Scool of English | The Mayflower College of English
Milner School of English | Oxford House College | Princes College | Shane Global Village Bromley
Stafford House School of English | Twin English Centre Salisbury
専門学校:Blake College | London Natural Therapy School

イギリス学校訪問旅日記 地図
(by TELC)
イギリス滞在経験生のある日本人スタッフのイギリス滞在日記です。

出発前の参考に。


2000年3月・学校訪問スケジュール
学校名をクリックするとその学校の詳細のページに飛びます
Date AM PM
3月27日(月) AEP (Ealing, London) Bromley School of English (Kent)
Princes College (London)
Diamond College (London)
3月28日(火) TELC (Salisbury) Mayflower College of English (Plymouth)
3月29日(水) Milner School of English (Wimbledon, London) Stafford House (South East)
Steiner School (South East)
3月30日(木) Oxford House College (London)
Blake College (London)
YES Education Centre (Eastbourne)
3月31日(金) Mayfair School of English (London) Atlas English (London)
St. Clare's (Oxford)


地下鉄
[地下鉄]


バス
[バス]
かわいいダブルデッカー!


タクシー
[タクシー]
●3月26日(日)
Osaka, Kansai →London


午前9時40分、マヨちゃんとモモちゃんとJALのカウンターで待ちあわせ。2人の英語研修に私の出張を兼ねたので行き帰りは2人と一緒だ。無事チェックインし、2人はお見送りの家族としばしのお別れ…。

機内に乗り込むと、何とビジネスクラスだった!
しかし、回りはどうみても、エコノミーのお客さん…。席はビジネスでサービス(機内食など)はエコノミーでした。何かついてるぞ〜 。

約12時間後、飛行機は予定より30分早くロンドンヒースロー空港へ。何回来ても、いつも雲の中を突き抜けて着陸。案の定、天気は良くない…。

2人を学校からの迎えの人に引き渡し(がんばれよ〜)、私は今回初めてヒースローエキスプレス(空港からロンドン中心部パディントン駅までの直通電車)に乗る。一度乗りたいと思っていたが、片道£12もするのでいつも断念してた。今回は一応出張だし、乗っちゃおうっと。 久しぶりのイギリスの風景を楽しむ暇もなく15分であっという間に到着。バスだと1時間半くらい、地下鉄(Tubeという愛称がついてます)でも1時間くらいもかかるのに。早すぎて感激!

パディントン駅からはタクシーで滞在先へ。イギリスで人の家以外のところに泊まるなんて一番初めの旅行以来。

今回はあまりのハードスケジュールで、交通に便利な中心部のホテルに泊まってよいとお許しが出た(通常はスタッフ宅にホームステイ)ので、ミニキッチン付のウイークリーフラットに滞在。部屋は広くはないが、お湯もちゃんと出るし(これがイギリスではいつも問題)、マイクロウエイブ(電子レンジ)までついてて、地下鉄(ベーカーストリート駅)にも近く、値段の割にはなかなか良い。

今日の夜だけはさすがに予定なし。近くのEUROPA(少し高いが24時間開いているスーパーマーケット)で買い出しをし、出発直前にキャンセルになった明日の夜の予定をうめるためにあこちゃんに電話をし、早々に寝る。




●3月27日(月)
Ealing Broadway →Bromley →Central London


さあ、本日より学校訪問開始!地下鉄を乗り継いで、ロンドンの西 Ealing Broadway へ。
地下鉄のセントラルライン はよく止まると悪名高いが、今日も駅と駅の間で動かない。あ〜、早めに出て良かった!30分位で行けるところを50分位かかってしまったがやっとのことで到着。が、天気わる〜い。
まず、1校目は無事終了。

何故AEPを始めにしたかというと、経営者であるGeorgeさんの英語はゆっくりでとてもわかりやすいと聞いたからだ。情けない話だが、日本にいると英語力は落ちる一方で、こっちに来ると戻るのに少々時間がかかる。

さらに、地下鉄を乗り継いで、ロンドンビクトリア駅へ。ここで、これから行く学校に電話を入れる。駅まで迎えに来てくれるのだ。

今回はZone1の1週間の定期「(そのゾーン内であれば地下鉄・バス・国鉄乗り放題)を買ったので、ビクトリア駅でBromley South駅までのexess(追加料金)を払っておかねばならない。

イギリスでは乗る前に目的地までの清算するのだ。これをしないと、電車の中で車掌さんが回ってきた時に、ペナルティを£10もとられてしまう。

このビクトリア駅の切符売り場は年がら年中混んでいる。私の友人で余りに並んでいたので、切符を買うのをあきらめて電車に乗ったが、運の悪いことに車掌さんが回ってきて、きっちり£10を取られて人がいる。最近では、国鉄の駅にも自動改札が導入されつつあるが、ここから国鉄に乗る人は早めに駅に行きましょう。

再び、ビクトリア駅に戻り、地下鉄を乗り継いで、Oxford Circusへ。

Princes Collegeから徒歩(7−8分)で移動。この合間に、写真も撮る。

一日目終了!


一旦、滞在先のフラットに戻り、あこちゃんと約束の時間と場所を再確認する。待ち合わせはピカデリー駅の構内。実は彼女とは会うのは初めて。私の大の仲良しのそのまた親友という複雑な(?)関係。挨拶もそこそこに、「どこ行く〜?」

彼女は、私が今日行ったEaling Broadway に住んでおり、余りロンドン中心部には出てこないので、店にも余り詳しくない。Old Compton Street においしいタイ料理のレストランがあるので、そこにする?と言うと、のってきた。

ロンドンでは、各国料理がおいしい。チャイナタウンの中華料理に始まり、インド・パキスタン料理、マレーシア料理等のアジア料理は特においしい。私はロンドンでアジアの味に目覚めたほどだ。

Old Compton Street はSoho にあり、カフェやレストラン、劇場まであるお気に入りのストリート。いつもにぎわっているが、別の意味でも有名な通り。ゲイが多いのだ。前に日曜の夜、友達とこの辺のカフェ兼レストランに入ったら、スキンヘッドのお兄さん達が嬉しそうにキスしてた。そして、いい男にゲイが多いというのももっぱら話題になる。日本人の男の子の友達(彼は女性と結婚しています)は、道を歩いていて、手をにぎられたことがあるそう。イギリスには多いのです。

そうこうしているうちに、タイレストランへ。中華レストランに比べると少し高めだが、久しぶりだもんねー。
しばし楽しくおいしいひとときを過ごして、あこちゃんと別れ、フラットに戻る。              


オックスフォードサーカス
[Oxford Circus St.]




Salisbury


Salisbury
[Salisbury]
(photo by TELC)





tea



●3月28日(火)
Salisbury →Plymouth


朝8時35分の電車に乗るため、切符を買う時間のことを考え、1時間前にフラットを出る。しかし、地下鉄ジュビリーラインが延長されたため、Baker Street駅より、Waterloo駅までたった4駅ということを全く知らなかった!(結局、ベーカールーラインでも6駅だったが)あっという間に着いてしまい、時間を持て余す。

イギリスの国鉄の駅構内には、さまざまなお店がある。Boots(コンビニ+薬局のチェーン店)、ファーストフード、カフェやサンドイッチの持ち帰り(Take awayと言う)の店、本屋、フラワーショップや何故かSockShopという靴下屋さんまである。

電車の中で飲み食いをする人が多いので、特に紅茶やカプチーノ(案外おいしい!)とさまざまな種類のサンドイッチとスイーツの持ち帰りのチェーン店は各種ある。私も a cup of tea とバナナブレッドを買って電車の中で一息つくことにする。
一時間半程でSalisbury に到着。

  今日の訪問先Twin English Centre Salisburyでは、マヨちゃんとモモちゃんが英語研修を受けている。がんばっているかな〜。
学校のスタッフと話しをしている間に休憩時間になったので、早速2人の教室に行ってみる。

昨日国際電話について聞いてきたけど(今回の2人の緊急連絡先として、私はMobile/携帯電話を持っているのだ)、ちゃんとかけられたかしら。 2日振りに会う2人は少し疲れているよう。やはり英語で苦労しているようだ。この頃が一番しんどいはず。 がんばれ〜。

Salisbury から更に国鉄を乗り継いでイギリス西部の海沿いの街 Plymouth へ。ここまでの電車からの景色はすばらしい。2時間程のExeter駅で乗り換えだ。

Exeter駅は2つあり、最初がExeter Central駅。ここから5分程のExeter St Davis駅で乗り換えるのだが、Central駅を出た電車が途中で止まってしまった!

やっぱり〜だからBR(British Rail イギリスの国鉄)は嫌なのよ〜いつも止まったり遅れたりするんだから〜乗り継ぎに間に合わなかったら今回プリマスへ行けない〜せっかくここまできたのにぃ〜…などなど 心の中で叫び、一人でひたすらあせっていたが、回りのイギリス人はびくともしない様子でそれぞれしゃべったり、読んだり、食べたり飲んだりしている。本当この人たち慣れてるのよねぇ。日本人の私はいつまでたっても慣れません。

しかし、10分程止まってやっと出発し、プリマス行きは向かいのホームだったので、走ることもなく、間に合いました。 ホ〜〜〜ッ。(が、信じられないことに電車で今回ドキドキヒヤヒヤしたのはこの時だけ!)

Exeter St Davis駅から1時間程でプリマスに到着。駅までスタッフのPaul さんが迎えにきてくれている。

再び Paul さんが駅まで送ってくれて本日終了!

17時30分発、ロンドンパディントン行きの電車に乗る。停まる度に人が乗ってきて21時にパディントン駅に着く頃にはほぼ満席になってしまった。

本日の昼食は昨日スーパーで買ったスコーン(日本でも有名。アフタヌーンティーでは、クロテットクリームやジャムをつけていただきます。)と紅茶を電車の中で。夜は電車の中で買ったサンドイッチと紅茶。

本日の夜の予定はなし。滞在先のフラットに直行しておしまい。




●3月29日(水)
Wimbledon →South East


今日もWaterloo駅から国鉄でWimbledonへ。ここは世界的なテニスの大会が毎年開かれることであまりにも有名。ロンドン南部の高級住宅街としても知られている。

Wimbledonから国鉄を乗り継いでビクトリア駅に行き、そこからイギリス南東部の街へ。 (ロンドンの国鉄の駅は行き先別に分かている。今まででてきたVictoria, Waterloo, Paddington, の他にKing's CrossやEuston, London Bridge, Charing Cross等10もある。ロンドンから郊外へ出かける人はどの駅から出発するのか事前にチェックしておきましょう。)

ここには昔昔語学学校の生徒だったときに、学校のエクスカーション(小旅行)で一日来たことがある。きれいなステンドグラスのある大聖堂が有名な街だ。しかし、ゆっくり見学できるわけでなく、駅まで来てくれた迎えのスタッフと学校へ直行する。

★Stafford House School of English、

★Stafford House College を訪問 。

タクシーを呼んでもらい、次の学校へ。
再びタクシーで駅に戻る。電車の時間まで駅周辺の写真を撮ってTeaを買って、電車に乗る。

今日は、ロンドンでの取引先のSさんの会社を訪問する。オフィスを訪問するのは初めてだ。ちょうど我が社の社長も本日着でロンドンに帰ってきているので、食事をしようということになった。

Sさんは社長からの電話で「いやーこの辺はイタリアンくらいしかないですからねー。Goodge street の日本食に行きましょう。」 ロンドンは各国料理がおいしいと前に書いたが、日本食レストランもここ数年で随分増えた。高級店から居酒屋風まで色々ある。

Soho にあるYo!Sushi という回転寿司の店などはイギリス人に受けている。上にのっているネタもあやしい(日本にはない)ものがあったりするそうだ。話のタネに一度行きたいのだが、残念ながらまだチャンスがない。

そうしているうちに、Sさんお勧めの日本食レストランに到着。引き戸をガラガラっと開けるとそこは「いらっしゃいませ〜」の世界。おじさん2人はビールを飲み、お酒があまり飲めない私は「2日ぶりでまともなものを食べま〜す。」と言いながらバクバクいただきました。ああ、おいしかった。                




ポストカード
[Eastbourne postcard]





●3月30日(木)
London →Eastbourne


あ〜、今日も天気わる〜い。イギリスにいると夏以外は毎日折り畳み傘を持ち歩く。晴れていてもいつ雨が降るかわからないからだ。こっちの人たちは霧雨くらいでは傘をささないが、私は傘が必要。一番初めの長期滞在のときは、傘のせいで肩凝りがひどくなったほどだ。前回は「軽量傘」を持ち歩いていたが、風の強い日になんと折れてしまった。今回は「丈夫そうな軽量傘」を持ち歩く。


 
ビクトリア駅よりイギリス南東部海岸沿いの街Eastbourne行きの電車に乗る。

電車はスムーズに走り、ほぼ定刻通りに到着したのだが、私が勘違いして学校に到着の時間を遅く連絡してしまったため、迎えがくるまでに少し時間が余ってしまった。駅前の風景を写真に撮ったり、ポストカード(これが後で役に立った)を買ったりする。

★YES Education Centre を訪問。


ここまで案内してくれたHilaryさんは最後に海岸沿いの道を車で走ってくれたのだが、この日天気は佳境に入り、海のグレーと空のグレーの境目がなくなっていた。せっかくきれいな海の風景を写真に撮りたかったのだが、これでは一面グレーになってしまう。きっときっと晴れた日は気持ちいいんだろうなー、ポストカードからそんな想像は十分にできました。

Hilaryさんは何度も「先週はとってもいい天気だったのよぉ!」と言ってました。そう言えば、私は「雨女」だなぁ・・・。

無事ロンドンまで帰り着き、一旦滞在先のフラットに戻る。今日会うSちゃんへのおみやげ「かきのたね」を持って約束のBond Street駅へ。

イギリスに長期滞在していると、やっぱり日本の食べ物が恋しくなる。ロンドンのような大都会ではなんでも買える。が、日本で買うよりも2−3倍(物によっては4−5倍)もする。私も日本から来る友達に色々頼んで持ってきてもらったものだ。

今日は、イタリアンにしようと決定。Bond Street駅の近くにはたくさんイタリアンレストランがある。

ロンドンで気をつけなければならないのは、「アルデンテ」にゆでてない、茹ですぎのパスタを出すレストランが余りに多すぎることだ。 しかも、イギリス人はスパゲッテイをナイフで「切って」フォークで食べる。(想像できない人はイギリスに行った時注意深く回りを観察して見ましょう。)ホームステイ先でたまにパスタが出てきても、それはクタクタになった長い麺にトマトソースがかかっている、と思いましょう。

案の定、今日入ったレストランでも、パスタは少々茹ですぎ。でも味はおいしかったので、いちおうマル。

Sちゃんとは、最初の長期滞在で語学学校で知り合った。回りは若い(?!)学生ばかりだったけど、ある日私と同じ年ということがわかって(お互い若く見られていた)それから仲良くなった。

私が2年の滞在を終えて帰国する前にイタリアへ旅行に行く前、Sちゃんと電話で話した時点では、彼女も学生ビザが2ケ月後に切れるのでもう日本に帰ると言っていた。それが、10日後に旅行から帰ってから電話したら、「結婚することにしたの!」。イギリス人の彼がいることは知っていたが。なんとまあ…。
それから、ン年たちますが、家も買って仲良く結婚生活を送ってま〜す。




●3月31日(金)
London →Oxford


学校訪問最終日!さあ、最後までがんばるぞ!


今日はパディントン駅より1時間ほどの学問の街Oxfordへ。
今回の学校訪問では、5日間で15校というハードスケジュールのため、午前ロンドン・昼移動・午後郊外というパターンをとってアポイントを入れていた。

次に行くAtlas English とは13:30頃約束をしようとしたが、Stephanieさんは「もう少し早く来れない? ランチをしましょう。」と言ってくれた。うれしかった…。結局、それでも時間が余りなかったので'quick lunch'になってしまい、パブでパブランチをいただきました。

(パブではランチタイムに、フィッシュ&チップス、ラザニア、プラウマンズ・ランチ、ステーキ&キドニーパイ、シェパーズパイなどが出されます。)

今回初めて、座ってちゃんとランチをしました。



St. Clare'sのJenniferさんが帰る途中だからと駅まで送ってくれました。無事予定通り15校回れました!

   駅で終了のお祝い(?)にCafe Latteを飲もうとお金を払った瞬間、少し遅れるだろうとたかをくくっていた電車が時間通りにホームに入ってきた。あわてて、「ごめ〜ん」と言い、お金を返してもらって電車に飛び
乗った。

パディントン駅まで戻り、一旦フラットに帰る。

今日は、Eちゃん、Sさん、Yさんと一緒にマレーシアンレストランに行く。2日目に小さくなった私の胃はこの頃にはすっかり戻り、おいしく、楽しくいただき、最後の夜は暮れてゆくのでした。                


フィッシュ&チップス
[フィッシュ&チップス]




photo



●4月1日(土)
Holiday!


今日は一日自由だ!

朝、少し荷物の整理をして、前に3ケ月ほど滞在させてもらっていたイギリス人の友達Annabelのフラットに行く。ランチに呼んでくれたのだ。

彼女は音楽の先生でフラットにはピアノがあり、よく練習と称してピアノを弾き歌っていた。CDなしでも音楽が楽しめる家だった。

そして、彼女はもちろん生っ粋のイギリス人なのだが、ここは土足厳禁カーペットには染みひとつなし、キッチンにはガスのシステムキッチンがあり(イギリスには電気のコンロが多い)、ただ一つ問題を除いては文句なしだった。

それは…お風呂問題。イギリス人の彼女はバス(お風呂に浸かる)派。私は、シャワーをした後におフロに浸かりたい日本人。しかし、ここにはシャワーがない。ここに滞在中は、簡易取り付けシャワーを買い蛇口に差し込んで使用していた。そして、バスルームのセントラルヒーティングの利きが悪く、私は日本では暑がりだったが、イギリスでは寒がりになった。それ以外は快適なフラットだった。

1年と3ケ月振りに訪れるAnnabelのフラットは、相変わらずきれいで居心地がいい。玄関のドアはきれいなグリーンに塗り替えられ、小さな庭も新しいタイルを敷き手入れされ春が楽しみだ。

イギリス人はDIY(Do It Yourself)といって、デパートにもそれ専用のコーナーがあるくらい、日曜大工が大好きだ。何でも自分達でやってしまう。築何十年、中には百年もたった家の中を改造して改造して暮らしている。たまに、友人の家のトイレの天井が突然落ちてきたり、という恐ろしい話も聞くが…。

新しいノルウエー人のボーイフレンドの話をさんざん聞いて、私はナイツブリッジにある有名なデパート、ハロッズに買い物へ。Annabel に「えっ、土曜日の午後にハロッズに行くの?あなたとっても勇気あるわねぇ・・。」と言われたのだが、案の定すごい人ごみ。

ここの食料品売り場はウロウロしてるだけで、楽しい。魚売り場にしてもディスプレイが大胆で見ているだけで面白い。しかし、今日はそんなことを言ってられない。時間がないのだ。目的のものを人をかき分けかき分け探し出す。1時間位走り回って、一旦フラットに戻る。

夕方、昨日突然電話して呼び出したMさんとピカデリーのカフェで待ち合わせ。1時間位積もる話でつきなかったが 次の約束があるので、残念ながらお別れ。お土産を持ってきたのに、渡すのをすっかり忘れてしまった…。ごめ〜ん。

そして、ピカデリーのリージェントホテルでMKさんと待ち合わせ。このホテルはちょうど待ち合わせに良い場所にあり、ロビーで待っていれば寒くもないし、よく利用する。

MKさんもおいしいものには目がない。お肉が苦手な私のために、Cafe Fishに行こうと言ってくれた。ここは魚をちょっとおしゃれに食べさせてくれる店。一昨年の暮れに一度来たことがある。だが、残念なことに22時まで予約で一杯でダメ。そこで、グリーンパークにあるスペイン料理の店に行こうということになった。ここは私は初めて。日本人が多い店だが、やはりおいしい。店のスタッフもスペイン風で明るく陽気。私は普段余りお酒は飲まないが、今日はシャングリアをどんどん飲んだ。明日は帰国だ〜。




●4月2日(日)
London →Osaka,Kansai


   今日は日本に帰国する日だが、フライトが夕方なので、ロンドン北部に住んでいる友人を訪ねることに。

   私の友人、Vivienはマレーシア系チャイニーズ。生まれはマレーシアだが、まだ10代の時イギリスに来て以来長年イギリスに住み、私と知り合った時には既にイギリス国籍を取得していた。

彼女は6年前に7才年下のユダヤ系イギリス人と結婚し、今は5才の女の子と2才の男の子がいる。この彼は彼女に3年間程片想いをしていたのだが、彼女は全く気づかず、私もVivienが結婚したのがいまだに不思議だ。上の女の子はハーフというのが一目でわかるが、下の男の子はどうみても白人の子供だ。

彼女たちのように、女性が日本人やオリエンタルで、男性がイギリス人というカップルが、年々増えている。イギリス人女性は気が強く、男女同権という意識が強い。それに反して、日本人は「女は一歩下がって…」という意識があるのだろうか。

いやいや、最近はなくなりつつあると思うけどなぁ。それでも、ちょっとお茶を入れてあげたくらいで感激されたり、友達と一緒にご飯を作ってあげたら、「君たちが作ってくれたから、僕が後片付けをするよ」とさっさとキッチンに立って洗い物をしてくれたこともあったっけ。それでもまだ、イギリス人女性よりも日本人の方が従順なのかなぁ。お互い自分にないものに引かれ合うんだろうか。

そして、このフラットも完全土足厳禁の清潔なフラット。キッチンの改装も済んで、新しい冷蔵庫も入っていた。

今日のランチは、カナダ産のサーモンのグリル焼きと野菜たっぷりのヤキソバ。

実はVivienはかつて「マイクロバイオティック」という日本古来の食べ物を基本とした一種のベジタリアンの料理の先生をしていた(彼はそこの生徒だった)。今は子育てに忙しいのであまり仕事はしてないが、それでも単発で頼まれて料理をしに行く。

私と出会った頃は、完全なビーガン(ベジタリアンの中でも一番厳しい、肉・魚・卵・乳製品一切を取らない)で、砂糖も取っていなかった。塩味もかなりうすく、ハーブを上手に利用し、たんぱく質は豆類からとっていた。

私の滞在中に遊びにきた母親などは、食事中は神妙な顔をして、後で「ああいう食事をしていれば、健康になりそうねぇ。」と言っていた。(ちなみに我が実家も塩は控えめ、無農薬や減農薬、無添加のものをよく購入している。)

イギリスにはベジタリアンが多い。食べるもの・食べないものによって段階がある。肉だけ食べない人、肉・魚を食べないが乳製品は食べる人、ビーガンの人。そして、レストランには「ベジタリアンメニュー」があるところが多い。これは、お肉が苦手な私にとってもとても助かる。ホームステイ先のホストファミリーがベジタリアンという場合もたまにある。

でも、ベジタリアンの方がおいしいと思うのよね。素材や料理法にこだわっている場合が多いんじゃないかしら。スーパーマーケットでも「Organic(有機栽培)」ものをたくさん置いている。普通の商品より少し高い程度で売っている。日本はまだまだ高いと思うが、イギリスにいるとOrganicものをよく買っている。私の場合、健康のためというよりむしろおいしいから、という理由だが。

話が横にそれてしまったが、友人のVivienは結婚して妊娠した頃から、体が魚を欲求すると言って、魚を食べるようになった。今は週に1回は家族で食べているそうだ。Organicものが大好きな私は、ここのキッチンにある食品を見ているだけでも楽しい。あらゆるものがOrganicで揃えられている。そして、イギリス北部スコットランド産のサーモンは最近着色しているから、と今日はカナダ産のサーモンを買ったと言っていた。

今回のVivienへのおみやげは、遺伝子組み替えしてない「きなこ」とタタミスリッパ。日本を発つ前に電話して確認しておいた。彼女は独身時代から、当時OLを辞めて学生をしていた貧乏だった私に、ご飯を食べさせてくれていた。 いつもいつもおいしいものを食べさせてくれてありがとう!

地下鉄で滞在先のフラットまで戻り、スーツケースを持って、Paddington駅からヒースロー空港まで電車に乗る。帰りもあっという間に着く。

ロンドンヒースロー空港はターミナルが4つあり、1〜3までは隣接している。4だけはシャトルバスで10分ほどの距離だ。今回利用したターミナル3は、英国航空(BA)以外の長距離線が発着している。

マヨちゃんモモちゃんとはJALのチェックインカウンターで待ち合わせ。そこまでドライバーが連れてきてくれることになっている。予定より30分程遅れて到着。早めに手配しておいて良かった…。

   チェックインして、免税店で集合場所を決め、それぞれ買い物へ。

そして、今回は…なななんと、本当のビジネスクラスにアップグレードされていた。回りに乗っていいる人たちもあきらかに雰囲気が違う人たちがたくさんいる。機内食も豪華だ。何回もヨーロッパ行きには乗っているが、初めて。マヨちゃんモモちゃんもよかったね。

そして、二人は、少し英語がわかるようになった、と言っていた。これも、本当に良かったね。そう、短期の滞在では「英語を習得する」というよりも「英語を習得するきっかけをつかむ」のです。これを機に英語をもっともっと勉強して、またイギリスに来たいと2人とも言っていました。
(詳しくは体験談のページをご覧ください。)              


photo


●4月3日(月)
Osaka, Kansai


ほぼ定刻通りに関西空港に到着。座席が広いだけでも、疲れ方が全然違う。マヨちゃんとモモちゃんはそれぞれ家族が迎えに。いい経験ができて良かったね。私は、予定通り15校訪問でき、プライベートでは友達も6人に会えて、忙しかったけど、充実した旅だった。

ながながとここまで付き合ってくれた皆さん、どうもありがとうございます!
ご質問ご相談は、e−mail、電話、FAX などで受け付けています。

なんでも、ご相談下さい。お待ちしています。